お薦め本と映画・ドラマ


  ★お薦め度3   ◎お薦め度2   ○お薦め度1


  死生論 お薦め    * は短編、それ以外は結構長い


★ 『いのちの歴史と未来の医療』 稲葉俊郎著 (東大病院循環器内科) 
    ▶ 内容、長さなどの点から最適か

★ 『夜と霧』(みすず書房) ヴィクトル・フランクル著、 池田香代子訳 
    ▶ アウシュヴィッツ体験記。生きることとは?死とは? じっくり考えさせる名著

★ 『楢山節考』(新潮文庫) 深沢七郎著 
    ▶ 死をこれほど美しく描いた作品はまれ。超辛口評論家・正宗白鳥も絶賛した名作


◎ 『海と毒薬』 (新潮文庫、講談社文庫)  遠藤 周作 著
    ▶ 第二次大戦中に起きた九州大学医学部でのアメリカ兵捕虜生体解剖事件に基づいた小説

◎ 『真昼の悪魔』 (新潮文庫)  遠藤 周作 著
    ▶ 現代人の心の奥に潜む虚無を、医療の場を舞台に、サスペンス風に描く

★ 『生き上手 死に上手』 (文春文庫)  遠藤 周作 著

◎ 『胎児の世界―人類の生命記憶』 (中公新書)  三木成夫著

★ 『内臓とこころ』(河出文庫) 三木成夫著
    ▶ 上記二冊は三木成夫の代表作であり、かつ非専門書であるため、読みやすい

◎ 『納棺夫日記』(文春文庫) 青木新門著  
    ▶ 納棺夫とは死者を棺に納めるために必要な作業を行う人。詩のように美しい文章

◎ 『生、死、神秘体験』 (書籍情報社)  立花隆対話編

○ 『恍惚の人』 (新潮文庫)  有吉 佐和子 著

○ 『高瀬舟』* (新潮文庫など。青空文庫でも閲覧可) 森鴎外著

○ 『阿部一族』* (同上) 森鴎外著

○ 『かないくん』*(東京糸井重里事務所) 絵本。谷川俊太郎(詩人)+松本大洋(漫画家)著
    ▶ 「死ぬとどうなるの?」おじいちゃんと孫娘の対話。自然体のやり取りがいい

○ 『総員玉砕せよ』 (講談社文庫)  水木しげる著  漫画 



  死生論 お薦め 映画、ドラマ

  映画

★ 『楢山節考』 原作:深沢七郎  主演:緒形拳  監督:今村昌平 カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞

◎ 『おくりびと』 主演:本木雅弘  監督:滝田洋二郎  原作:青木新門

★ 『赤ひげ』 原作:山本周五郎  監督:黒澤明  主演:三船敏郎  

◎ 『あん』 主演:樹木希林  監督:河瀬直美  原作:ドリアン助川

◎ 『モリー先生との火曜日』 アメリカ映画 難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵されたモリー・シュワルツ教授が、死を前にして、かつての教え子であるミッチに贈った「最後の授業」

◎ 『8年越しの花嫁』 主演:佐藤健 土屋太鳳  監督:瀬々敬久  原作:中原尚志・麻衣

◎ 『君の膵臓をたべたい』 主演:浜辺美波 北村匠海  原作:住野よる


  ドラマ

○ 『ホジュン 宮廷医官への道』 韓流ドラマ 歴代韓国歴史ドラマ視聴率ランキング1位

○ 『JIN -仁-』 主演:大沢たかお、綾瀬はるか 現代から幕末へタイムスリップした医師の活躍を描く(原作はまんが)
 
 
                                        2020/10/15