英語IB COMMENT 小阪森人
THEME
【 ユーモラスな会話、若しくは、失敗談 】
登場人物 森人、警官、太郎、花子
森人 「見逃して下さいよ」
警官 「だめだ。公共の公園において、一人ナイフを磨いているなんて絶対に怪しい。是非とも署で詳しい話が聞きたい」
森人 「ですから先程から、大学のナイフ研究クラブというクラブに所属しているのだと言っているでしょう」
警官 「そういう事は署で述べて貰おう。とにかく来なさい」
森人 「困ったなあ。人まで集まってきたよ。あ、ちょっと待てよ、あれ、太郎と花子じゃないか。おーい太郎、花子、ちょっと来てくれ」
太郎 「おう、森人じゃないか。どうしたんだ」
森人 「ここでナイフを磨いてたら、この警官に怪しまれて、僕を警察署に連れて行こうとするんだ。悪いけど、僕がナイフ研究クラブに入ってる事を、君からも言ってくれよ」
太郎 「何だ、そういうことか。すいません、彼は本当にナイフ研究クラブの一員なんですよ。実際、僕もそのクラブに入っているけれど、何だったらその事を証明しましょうか」
警官 「是非とも、そうしてくれたまえ」
花子 「太郎、一体どうする気よ」
太郎 「あれを見せてやれば、警官も納得するだろう」
花子 「あ、それもそうね」
太郎と花子は、着ていたジャケットの前側を、これ見よがしに、左右に広げた。すると、その裏側には、太陽の光に反射して輝く、幾十ものナイフが吊り下げられていた。
警官 「お前ら、全員署に連行する」