「チンタオ・ドイツ兵俘虜研究会」 メール会報 0709号
(seit dem 9. April 2003)
Forschungsgruppe "Deutsche Kriegsgefangene aus Tsingtau in japanischen Internierungslagern"
(The Tsingtao War German Soldiers' Internment Camps Research Society)
『目次』 (受信順、敬称略)
● 1. Albert Werner(松山→板東)について
neue Entdeckungen ueber A. Werner, und Erinnerungen seiner Enkel
[2020/05/24 編集者 (丸亀市)]
● 2. 新刊 「ドイツ兵捕虜の足跡」
ein Bando-Buch von Herrn Mori, dem Leiter des Deutschen Hauses
[2020/05/24 編集者 (丸亀市)]
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● 1.*** Albert Werner(松山→板東)について ***
今までほとんど無名だったドイツ兵捕虜の詳細が分かりました。Albert Werner
で、戦中の1942年に日本に帰化して「植田祐弘」と改名しました。
日本語が堪能だったため、戦後通訳として働いている間に日本人女性と知り
合い結婚、歯科医学の辞書(「歯科医語辞典」1935)も出版しています。
関係者も、どうしてこれほどの人物が、ほぼ無名のままだったのか不可解だ
と語っておられます。ご自分のお祖父様について調べていた渡邊則子さんが、
「チンタオ・ドイツ兵俘虜研究会」のHPにたどり着き、編集者にメールを寄
せられたことが解明のきっかけとなりました。
詳しくは以下をご覧ください。
以下はお孫さんたち(渡邊則子さんの従兄弟さんとお兄様)のWernerにつ
いての思い出の記です。
なお、HPのメニュー「資料集」 (↓)からもリンクしてあります。日本名が
「うえだ」ですので、五十音順で上から6番目、今井氏の次です。
● 2.*** 新刊 「ドイツ兵捕虜の足跡」 ? ***
ドイツ兵捕虜の足跡 板東俘虜収容所
森 清治(著/文) ドイツ館館長
発行:新泉社
定価 1,600円+税
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編集者メールアドレス: kosaka_kiyoyuki(at)hotmail.com
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