「チンタオ・ドイツ兵俘虜研究会」 メール会報 0802号
(seit dem 9. April 2003)
Forschungsgruppe "Deutsche Kriegsgefangene aus Tsingtau in japanischen Internierungslagern"
(The Tsingtao War German Soldiers' Internment Camps Research Society)
● *** パンデミックに対峙した第一次世界大戦下のドイツ人俘虜 ***
Spanische Grippe und die Kriegsgefangenen des 1. Weltkriegs
[2025/05/05 Honmyo R. 本名龍児 (東京)] (敬称略)
6月28日(土)日本ドイツ学会研究大会の個人研究フォーラムにて「パン
デミックに対峙した第一次世界大戦下のドイツ人俘虜」を報告することとなり
ました。
ドイツ語圏の学術研究にドイツ人俘虜収容所研究という新たな視点を提供で
きればと思っております。
上記ページの一番上の「第41回 2025年 戦後80年の軌跡―日本・ドイツ
・ロシアの関係史―」をクリック
第41回 日本ドイツ学会大会
開催日:2025年6月28日(土) 9:30−16:30
会 場:獨協大学創立50周年記念館(西棟)
1)パンデミックに対峙した第一次世界大戦下のドイツ人俘虜――スペイン風
邪に見舞われた収容所生活と帰国便――
本名龍児(海上自衛隊)
コメント:今井宏昌(九州大学)
第一次世界大戦下に日本国内に設置されたドイツ人俘虜収容所は、日本とのさ
まざまな交流、文化、技術の伝承の場として知られる一方、世界的に広がった
インフルエンザ・パンデミック(スペイン風邪)によって、多くの犠牲者が生
じた。本報告では、現代に残る俘虜の日記や所内新聞に加え、防衛研究所や陸
上自衛隊衛生学校が所蔵する史料を基に、俘虜収容所におけるインフルエンザ
感染の拡大状況や実施された医療活動を概説する。
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編集者メールアドレス: kiyuyoki.kasako(@)gmail.com
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