「中四国だより」1089  "Bulteno de Tyu^goku kaj Sikoku" n-ro 1089
 
   2025/03/21
 
 
目次 (受信順、敬称略
 
  E = en Esperanto, J = en la japana, E+J = en E kaj la japana
 
● 1. 岡山エス会、アジア大会など ― J: OES, preparo por la Asia Kongreso
             [2025/03/02 Sakamoto N. 坂本規恵 (岡山)]
 
● 2. ラジオ放送開始時に「エス講座」 ― J: antau 100 jaroj E-kurso en NHK
             [2025/03/04 GOTOO H. 後藤斉 (宮城)]
 
● 3. Eが結んだ韓国の学者、ドイツの女性 ― J: pri iu korea insektologo
             [2025/03/17 GOTOO H. 後藤斉 (宮城)]
 
● 4. アジアオセアニア大会について ― J: Azia-Oceania Kongreso
             [2025/03/20 Kitagawa I. 北川郁子 (神奈川)   
 
 
*************************************
 
 
● 1.*** 岡山エス会、アジア大会など ― J: OES, preparo por la Asia Kongreso ***
 
2月8日岡山エス会でした。
参加者は福井さん、原田英樹さん、荒井さん、横山さん、堀江さん(zoom参
加)、坂本でした。
 
始まりに原田さんと横山さんが少し遅れて来られた関係で、先にアジア大会
について協議しました。
横山さんが来られて三分間スピーチして今回は終了しました。本読みは先月
の続きを来月またやりましょう。
 
【アジア大会について岡山エス会関連とアジア大会全般の運営状況説明】
 
堀江さんがエスペラントで作曲と歌手をしてる若者を応援していて大会に呼
んで盛りあげたいと活動中。
カイトも来るし、野中さんも来られるので音楽色豊かになって盛り上がりそ
うですね。
堀江さんは三月後半で大阪で行われる講習会へ参加されるとのこと、宣伝も
してくれるそうで、宣伝用に岡山紹介の映像を作るのを青木さんががんばっ
てくださるそうです。(←これは会の後の伝聞)
 
福井さんも三月の中旬に韓国へ行くそうで、アジア大会の宣伝をしてくるよ
といわれていました。
 
堀江さんの件も含め、JEI青年支援の基金の申請をしたり活発に活動が始ま
っています。
 
------------------------------------------------------------------
 
岡山エス会が地元エス会として協力している『1日遠足』『半日遠足』につ
いて
 
『半日遠足』
岡山城、後楽園周辺コースを大会閉会式後に
ひとつの部屋へ参加者を集合させて
グループ分けと顔合わせをしつつ
お弁当を配り(お弁当申し込みしなくて持ち寄る人も出るかもしれない)
まず食事をさせてから
各グループで出発。
どのくらいの人数が遠足を希望されるかは未確定ですが、
大学生高校生ボランティアも含み楽しく交流出来たら良いですね。
 
『1日遠足』
はお膳立てを荒井さんが動いてくれていて、
備前焼き体験、閑谷学校などへ行くコースを
バスで大会後の朝から岡山駅発、夕方早めに帰ってくるということに。
 
アジア大会運営のDiscord会議が2/28にも
ありまして、今は二週間に一度開催されています。
昨日の会議では半日遠足の内容を詰めました。
あと、時間割について、
枠組みを決めたり、プログラーモの内容について論議され、
決めていきました。
公式プログラーモの時間枠が埋まれば、
一般の募集が始まります。
1日目の夜にアミンダ ベスペーロ(仮名)
を設けてお楽しみの催し?交流会をすることが
決まりました。
 
次回の岡山エス会は3月8日
国際交流会館6階談話室で。10時からです。
 
 
 
● 2.*** ラジオ放送開始時に「エス講座」 ― J: antau 100 jaroj E-kurso en NHK ***
 
各位
 
https://www.nhk.or.jp/archives/history/
NHK放送100年史
2025年3月22日、日本のラジオ放送の開始から100年を迎えます。
 
https://www.nhk.or.jp/archives/history/r-hososhi/01/
NHKラジオ放送史
 
1章 ラジオ放送始まる
15 語学講座の起源
「英語」で始まった語学講座は、1926年7月に『仏語講座初等科』と『独語
講座初等科』が『英語講座中等科』とともに始まる。国際共通語として関心
を集めていた『エスペラント講座』も開設された。
 
 
 
● 3.*** Eが結んだ韓国の学者、ドイツの女性 ― J: pri iu korea insektologo ***
            
 ソク・チュミョン(石宙明)(1908-1950)という昆虫学者をご存じだろうか。
朝鮮半島のチョウの分布を詳細に調べた著書を残し、韓国では絵本や教科書
の題材にもなった著名人だ。“韓国のファーブル”とも呼ばれるソクだが、
生涯をかけて集めた昆虫標本は朝鮮戦争の空襲で焼け、本人も戦争の混乱の
中で死亡したため、ほぼすべて失われたものと考えられていた。
 しかし、死後70年余りの時を経た去年、その一部が日本の九州大学に保
管されていたことが明らかになった。なぜ、ソクの標本は日本に残されてい
たのか。そこには、科学の絆で結ばれた日韓の昆虫学者たちの100年にわた
る物語があった。
 
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250315/k10014748511000.html
 
 
この記事には明記されていませんが、主人公の石宙明も、恩人ともいえる江
崎悌三もエスペランティストです。それぞれ『人名事典』にあげておきまし
た。二人のつながりには、エスペラントも関係していたはずなのです。
 
石宙明は済州島の自然と文化・言語の研究のパイオニアでもあります。
 
江崎悌三はドイツに在外研究して、エスペラントの行事を通じてドイツ女性
と知り合って大恋愛し、それぞれの親を説得して結婚しました。日本人の、
エスペラントを介しての国際結婚第一号です。二人から、よど号ハイジャッ
ク事件の副操縦士となる子らが生まれました。
 
 
編集者注:
九州大学大学院法学研究院・赤坂幸一氏のブログに、江崎悌三の妻シャルロ
ッテに纏わる話が綴られています。
 
http://blog.livedoor.jp/akasaka_z/archives/50537492.html
 
 世間では英王女「シャーロット」の名前が取りざたされている頃日ですが、
今日は、もう一人の「シャルロッテ」に纏わるお話です。このCharlotteは、
ドイツはヴェストファーレン州ヘルフォルト市に生まれ、ドイツ語、英語、
ラテン語、エスペラント語をよくした社交的なドイツ人女性でした。このシ
ャルロッテを見初めたのが、大正末期にウィーンのエスペラント学会に参加
した江崎悌三で、のちに九州大学農学部長・教養学部長を務めた人物です。
この大会書記であったシャルロッテと知り合い、二年後のジュネーヴにおけ
るエスペラント学会で彼女と再開した江崎氏は、その後1年間、365日、シ
ャルロッテに恋文を送り、シャルロッテの父親をも口説き落として、彼女を
連れて福岡に凱旋帰国を果たします(昭和3年)。
 江崎教授は研究に専心し、水生半翅類分類の世界的権威となり、また国際
昆虫学会議常任委員として国際的にも活躍しますが、その後の日本は長引く
戦争で毎日の暮らしにも不自由しました。そんな中、三女一男を設けたシャ
ルロッテは、姪浜(福岡市西部)などの農家を訪ね、食糧確保に精を出すな
ど、大変な苦労をされたようですが、持ち前の明るさで良い人間関係を周囲
との間に築き上げました。もっとも、異国の人や国際結婚を理解しない人々
はどの世・どこの場所にもいるもので、とくに国際結婚のはしりであった当
時にあって、シャルロッテは石を投げられるなど、悲しい思いをしたことも
少なくなかったと聞いています。
 「戦後は、福岡大学の前身、福岡外事専門学校や福岡女子大で独語、英語
を教え、九大医学部を中心に発足した西日本日独協会の創設に参加、独語ク
ラスを受け持」ちましたが(西日本新聞昭和53年6月29日付記事)、とくに
戦後まもない頃は、進駐軍のもとで通訳や、ドイツ語クラスを担当したと言
います。その当時、福岡の日本人の中には、進駐軍の歓心を買うために、博
多織のお土産を贈る者が少なくありませんでした。進駐軍の人々は、単に帯
としてこれを持ち帰ったのみならず、(余りに多量だったので)余った帯で
椅子やカバンを創りました。進駐軍で教鞭をとっていたシャルロッテにも声
がかかり、いくつか作った博多織の「帯チェアー」が、占領軍方面の好意で
シャルロッテのもとに来ることになります。冒頭の写真は、まさしく、この
「シャルロッテの帯チェアー」で、先日、私が九州大学法学部名誉教授・伊
藤昌治先生のお宅に伺った折に、何気なく腰掛けたのがこの椅子でした。
 その後、この「シャルロッテの帯チェアー」は、次女るりさんのもとに、
シャルロッテの形見として残されました。そして、このるりさんと結ばれた
のが、おなじく九州大学法学部名誉教授、手島孝先生でした(したがってシ
ャルロッテは、手島先生にとっては義理の母に当たります)。江崎家と伊藤
家は、ちょうど4人ずつの子供が長女・次女・三女・長男の順に同年代で生
まれたことから、家族ぐるみの付き合いがあり、江崎家の次女るりさんから
託されて(るりさんは新制3期の独文で、当時は女学生が26人のみだった
とのこと。伊藤家の次女・恵美子さんは同期の仏文で、当時としては珍しい
フランス留学女学生となり、そのときに使用した行李も、伊藤家の応接間に
残されていました)、この形見は今、伊藤家の応接間で、世の移り変わりを
閲する日々を送っています。追記:下記の参考文献中にもあるように、シャ
ルロッテは、第二次大戦後に息子・悌一氏が日本航空に入ったことから、当
時としては貴重なドイツ往復航空券を得て、故国に帰省することができるよ
うになりました。この悌一氏こそ、よど号ハイジャック事件の時の副機長に
ほかなりません。
 また、上記の手島孝教授の妹君が、先日お亡くなりになられた法思想史の
大家・九州大学名誉教授、三島淑臣先生の奥様に当たられるそうで、九州大
学の人脈・歴史の深さに、粛然とさせられます。
 
 
 
● 4.*** アジアオセアニア大会について ― J: Azia-Oceania Kongreso ***
 
 アジアオセアニア大会についてのお知らせ。
 
 9月20?22日の岡山での第11回アジアオセアニア大会、第112回日本エス
ペラント大会の一次締切3月31日が近づきました。すでに、韓国からは30
人近く、他のアジアの国々、ヨーロッパからも申し込みが続いています。日
本からも多くの方々のご参加をお待ちしています→ https://www.jei.or.jp/aok2025/
 
北川郁子
 
 
 
 
****************************************************************
 
 
★ 「中四国だより」: 中国・四国エスペラント連盟のメール会報
   (中四国や日本以外の情報も含まれています)
  連盟HP: http://koki.o.oo7.jp/cs_ligo.html 
    会長: 福井政春  事務局長:坂本規恵  会報編集者:小阪清行
  連盟役員名簿: http://koki.o.oo7.jp/Esp-Chushi-remmei.htm
 
【「中四国だより」のバックナンバー】
http://koki.o.oo7.jp/chu_shi.htm   ただし最新号のみ
 
【「中四国だより」編集者のメールアドレス】 retadreso de la redaktoro de chi bulteno
 kiyuyoki.kasako(at)gmail.com  (at)→@
 
【中四国の学習会に関する情報】 informoj pri Tyugoku kaj Sikoku
 https://www.jei.or.jp/gakusyuukai-reikai/
 
【主な国内外のエス行事】
 http://www.kleg.org/gyozi.htm  informoj pri E-eventoj en Japanio kaj eksterlandoj
 
 
[お願い]
 
★ 情報を送っていただく場合は、以下の点にご注意ください。
    http://koki.o.oo7.jp/kaiho_chui.htm
 
★ OneDriveでアップロードした資料をダウンロードできない方で、是非読
んでみたい記事がありましたら、編集者までお知らせください。pdfファイ
ルでお送りいたします。なお、OneDriveのダウンロードにはMicrosoftへのログ
インが必要のようです。
 
[常設 リンクコーナー]
    http://koki.o.oo7.jp/retligiloj.htm