「中四国だより」1096号 "Bulteno de Tyu^goku kaj Sikoku" n-ro 1096
2025/10/26
目次 (受信順、敬称略)
E = en Esperanto, J = en la japana, E+J = en E kaj la japana
● 1. 岡山大会の報告
J: raporto pri la Okayama-Kongreso
[2025/10/02 Sakamoto N. 坂本規恵 (岡山)]
● 2. 三好氏の本がヨーロッパで
J+E: oni povas acheti la libron de s-ro Miyoshi ankau en Europo
[2025/10/06 Miyoshi E. 三好鋭郎 (香川)]
● 3. 日経新聞に「危険な言語」
J+E: konata jap. poeto skribas recenzon pri la libro de Ulrich Lins "Dangxera Lingvo"
[2025/10/26 Miyoshi E. 三好鋭郎 (香川)]
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● 1.*** 岡山大会の報告 ***
岡山大会について報告させていただきます。
今回、特筆するのは福井さんが試みた高校生、大学生のボランティアの呼
びかけです。
岡山市周辺(倉敷市などにも)の高校へアジアオセアニアエスペラント大
会の宣伝を郵送して若い学生たちのボランティアを募りました。結果40人
もの中高大学生たちが集まってくれ(各自初心者講習、事前説明会で自己紹
介の練習などを行い)大会では岡山駅での出迎え、開会式や閉会式の設えな
どの実働部隊として活躍してくれ、会場のあちこちで色紙をそれぞれ持って
名前集めをしながら、エスペラントを一生懸命使ってくれました。また対す
るベテラーノも喜んで学生たちと交流し、大会に若い風が吹きました。半日
遠足は岡山城・後楽園コース約40人倉敷市美観地区コースに約40人大原美
術館コースに約50人と大人数を案内しました。1日遠足は備前市へ備前焼
きを制作し、閑谷学校を訪問し、日本一の駄菓子屋さんでみんな子供に戻っ
て楽しみました。
おつかれさま会で(また福井さんから正式に彼らからのアンケートなどの
報告があると思いますが)何人も高三生がいたのに驚きました。中には英語
で授業される大学を志望している生徒さんも居て、大学で県外に出てもあち
こちにエスペラントの会があるよと教えるととても喜んでくれました。エス
ペラントを使って伝わる楽しさは我が家の息子たちも実感してくれ、単語と
か上達したらもっと楽しいんだろうなと言ってくれました。今後につながる
ように工夫が必要だと感じています。また、各地のエスペラントのイベント
や大会でもこの手法は使えると思われます。ボランティア活動は近頃の高校
生にもメリットがあることですから。
来月の岡山エス会の例会でまた個別の感想など集めたいと思います。
坂本規恵
(↓) 開会式の集合写真:
● 2.*** 三好氏の本がヨーロッパで ***
三好鋭郎氏の本『マイポリオが世界平和の鍵を開く』がヨーロッパのエス
ペラント大会の会場で売られていたと、ローデ・ヴァンデヴェルデ氏が報告。
ローデ氏の最近の写真を見ることもできます。
なお、三好氏の本(エスペラントにも言及)がマンガとして学研から出版
されることが決まったそうです。
● 3.*** 日経新聞に「危険な言語」 ***
日経新聞に「危険な言語」について、詩人・平出隆氏の書評が掲載された
ようです。三好鋭郎氏のfacebookより。
また、北川郁子氏からも以下のようなメールをいただきました。
皆さまへ(bcc送信もします)
本日の日経新聞書評に載ったことを、今泉さんよりお知らせいただきまし
たが、その後、Yahooニュースでもロシア文学者沼野恭子さんが書評を書か
れていることを川崎エスペラント会のRikakoさんから連絡をいただきました。
沼野さんはFacebook友達なので検索しますとすでにご自分のページで紹介を
してくださっていました。コメントもいくつかありますのでFBアカウント
がある方は是非ご覧になってください。
絶望するにはまだ早すぎる 【沼野恭子?リアルワールド】(オーヴォ)
#Yahooニュース
沼野恭子さんご自身のFacebook
KITAGAWA Ikuko
北川郁子
以下、今泉さんより。
---------- 転送メッセージ ---------
From: 今泉久典
日付: 2025年10月25日(土) 17:26
件名: NOELエスペラント情報2025-102:Fwd: 書評『危険な言語』ウルリッヒ・
リンス著 - 日本経済新聞
To:
NOEL会員、関係各位(Bccで送信)
本日(10月25日)の日本経済新聞の書評欄に、「エスペラントの中立と迫害」
と題して、先日刊行されたウルリッヒ・リンス著「危険な言語」(石川尚志
ほか訳、国書刊行会)が大きく紹介されました。評者の多摩美術大学名誉教
授平出隆さんは、エスペラントの紹介を含めた本書の解説を次のような言葉
で結んでいます。
《私事ながら、評者の祖父はエスペランテイストだった。その死に際し手
向けられた仲間による追悼詩を、独習しつつ日本語に翻訳してみたとき、そ
こに簡潔な親密さが現れ、胸を衝かれた。
「エスペラント」とは「希望する者」の意味で、詩もよくした創始者の筆
名でもあった。》
書評『危険な言語』ウルリッヒ・リンス著:日本経済新聞
今泉 久典(IMAIZUMI Hisanori)
東北エスペラント連盟(NOEL)委員
(仙台エスペラント会/イーハトヴ・エスペラント会)
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(中四国や日本以外の情報も含まれています)
会長: 福井政春 事務局長:坂本規恵 会報編集者:小阪清行
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