●　1. 赤田　豊治　「三木成夫を悼む」

●　2. 秋山　房雄　「三木君の思い出」

●　3. 浅野　欣也　（東京厚生年金病院神経科部長）　「三木成夫先生との出会い」

●　4. 浅見　一羊　（順天堂大学解剖学教授）　「弔辞」

●　5. 伊沢　凡人　「ああ、火宅に生きた（？）碩学」

●　6. 石井　敏弘　（東北大学名誉教授　解剖学）　「三木成夫さんの思い出」

●　7. 石間　祥生　（茨城県立中央病院　神経精神科）　「墓碑銘」

●　8. 井尻　正二　「夢みる解剖学者」

●　9. 磯村　源蔵　（解剖学　藤田学園衛生技術短期大学　解剖学教室）　「三木成夫先生の想い出」

●　10. 犬塚　則久　（古生物学・東京大学医学部解剖学教室）　「三木成夫先生の思い出」

●　11. 大西　正隆　（岡山県・井原市）　「三木先生との出会い」

●　12. 小沢　幸重　（歯の比較解剖学　日本大学松戸歯学部　解剖学教室）　「三木成夫先生から学んだこと　偲ばれること」

●　13. 岸　清　（解剖、東邦大学）　「三木成夫先生の想い出」

●　14. 河野　邦雄　（筑波大学解剖）　「三木成夫先生の想い出」

●　15. 小寺　春人　（比較解剖学専攻・鶴見大学歯学部解剖学教室）　「三木先生と古代魚」

●　16. 後藤　仁敏　（鶴見大学歯学部解剖学教室）　「三木成夫先生を偲ぶ」

●　17. 佐藤　智　（白十字診療所　内科医師、　ライフケアシステム　代表幹事）　「三木先生との出会い　― 長野県塩尻村にて ―」

●　18. 重井　達朗　（前名古屋大学教授、薬理学）　「三木さんの思い出」

●　19. 島崎　三郎　「おもかげ」

●　20. 田隅　本生　「カリスマ的哲人の生きざま」

●　21. 田中　康一　（病理学　青梅市立総合病院）　「三木成夫先生の想い出」

●　22. 中井　準之助　（浜松医科大学長）　「三木成夫君を偲ぶ」

●　23. 中尾　泰右　「三木成夫先生の想い出」

●　24. 長野　泰一　「手のぬくもり」

●　25. 根岸　伸行　「三木先生とのことども」

●　26. 原　一之　（東京証券健康保険組合診療所）　「『姿、形と仕掛、仕組』と私」

●　27. 平川　省吾　（杉並・善福寺クリニック）　「ある思い出」

●　28. 平光　厲司　（埼玉医科大学・解剖学教室）　「お茶の水時代」

●　29. 平山　廉三　「師　三木成夫先生」

●　30. 広川　勝昱　（東京都老人総合研究所　基礎病理部）　「三木先生からのおくりもの」

●　31. 藤本　司　（昭和大学藤が丘病院　脳神経外科）　「三木先生との惜別」

●　32. 星野　惠則　（東京女子医科大学　神経精神科）　「追悼連句」

●　33. 増田　昭　（東京医科歯科大　解剖）　「三木成夫先生の思い出」

●　34. 宮木　孝昌（アップロード予定なし）　（日本医科大学・比較解剖学専攻）　「『先生との対話』思い出日記より」

●　35. 三宅　祥三　（武蔵野赤十字病院内科）　「三木先生の想い出」

●　36. 三輪　史郎　「三木さんの想い出」

●　37. 本松　清行　（東京医科歯科大学　第一解剖）　「おもいだすままに」

●　38. 百瀬　博文　（杉並区　久我山眼科）　「昔の想い出」

●　39. 山口　黎子（旧姓　藤本）　（医十二　川越・山口内科医院）　「山椒魚と三木鍋」

●　40.養老　孟司　（東京大学医学部　解剖学教室）　「形とリズム」

●　41. 吉田　健一　（古生物学・埼玉県立自然史博物館）　「三木先生から学んだこと」

●　42. 吉増　克實　「三木先生」

●　43. 和気　健二郎　（東京医科歯科大学・解剖学）　「三木成夫先生の思い出」

芸術

●　44. 藍川　由美　（声楽家・学術博士）　「三木先生との出会い」

●　45. 有森　正道　（画家）　「三木先生と上野によせて」

●　46. 井出　善空　（東京芸術大学美学修士課程修了　埼玉県立鷲宮高等学校教諭　高鍋山善教寺　関東連絡所主任）　「菩薩の行 ― 三木成夫先生の想い出」

●　47. 伊藤　恵夫　（東京芸術大学美術解剖学研究室非常勤助手）　「三木成夫先生のおもいで」

●　48. 今井　健一　（青森県立黒石商業高等学校教諭）　「三木成夫先生を偲ぶ ― 色受想行識。心は天遊に有り ―」

●　49. 上田　耕造　（東京芸大　昭和63年修了生）　「マダガスカルへ行こう！」

●　50. 逢坂　卓郎　（武蔵野美術大学デザイン科講師）　「三木先生の思い出」

●　51. 長田　弘子　（主婦）　「三木先生との出会い」

●　52. 桐　弘史郎　（画家）　「出会い」

●　53. 工藤　不二男　（日本画家・美術解剖学）　「三木成夫先生を偲びつつ」

●　54. 郷津　晴彦　（鋳金）　「最後にお会いした時のこと」

●　55. 小町谷　朝生　（色彩学、東京芸術大学）　「三木先生」

●　斉藤　純子　（編集者注：美術作品につき割愛）

●　佐藤　安郎　（編集者注：美術作品につき割愛）

●　56. 柴田　真美　（S63 芸大　美解　博卒、現　関東国際高等学校　美術科／日本画、馬の美術解剖学、馬学）　「三木成夫先生の想い出」

●　57. 白石　晃子　（東京芸術大学　美術解剖学科終了、東京造形大学講師　他）　「三木先生のこと」

●　58. 高橋　勉　（東京芸術大学　油絵専攻　技法材料用法研究室終了）　「拝啓　三木先生有難うございました ― 三木先生との往復書簡 ―」

●　59. 竹内　俊雄　「三木先生の想い出」

●　60. 武田　滋　（東京芸術大学彫刻科出身）　「三木ヶ島に漂着した一匹の魚」

●　61. 田中　聡美　（作曲専攻）　「三木成夫先生の想い出」

●　62. 田中　美香　（箏曲演奏家）　「三木先生の思い出」

●　63. 虎尾　真佐子　（東京芸大大学院、美術解剖学科卒業）　「花の季節」

●　64. 中尾　喜保　「師の影を踏まず」

●　65. 中澤　愈　（東京医科歯科大学解剖学専攻生・実践女子大学被服学教授）　「形態学者と一洋服職人の出会い、デルマトームへの道」

●　66. 永山　聡子　（画家）　「三木先生の想い出」

●　67. 仁科　きぬ子　（円トレーニング研究所代表）　「少なすぎる想い出」

●　68. 二宮　玲子　（芸大作曲科卒）　「芸大での三木先生」

●　69. 布施　英利　（美術解剖学専攻）　「三木成夫先生の描いた解剖図」

●　70. 堀越　千秋　（画家。在スペイン）　「三木先生の思い出の千分の一」

●　71. 間壁　治子　（被服人間工学・共立女子大学）　「三木先生との出会い」

●　72. 正岡　泰千代　（'74 芸大卒　作曲）　「『宇宙シンフォニー』を育む環境としての三木理論」

●　73. 皆本　二三江　（美術教育・武蔵野女子大学教授）　「三木先生とお子様の絵のこと」

●　74. 宮永　美知代　（東京芸術大学美術解剖学教室助手）　「あたまとこころ」

●　75. 向川　惣一　（芸大西洋美術史研究生）　「三木先生のクリスマスプレゼント」

●　76. 本木下　道子　（精神衛生学、カウンセリング　東京芸術大学）　「三木先生との十四年間」

●　77. ヨシダ　ヨシエ　（美術評論家）　「芸術家の想像的飛躍」

●　78. 若麻績　敏隆　（善光寺白蓮坊副住職　大正大学副手）　「三木先生の思い出」

友人

●　79. 板垣　悟　　「三木先生の思い出」

●　80. 井上　昭夫　（天理教本部准員・天理やまと文化会議事務局長）　「モーツァルトとジョゼフ・ニーダム」

●　81. 今泉　準一　（国文学・明治大学）　「人は人を恋の姿や花に鳥」

●　82. 内田　芳明　（横浜国大教授）　「三木成夫さんとの出会い」

●　83. 川口　惇夫　（神奈川県相模原児童相談所　心理判定員）　「三木成夫先生の想い出」

●　84. 郷古　欣五　（同じ学生アパートの屋根の下にいた　友人）　「レクイエム」

●　85. 小谷　幸雄　（こたにゆきを　立正大学教養部教授）　「三木さんらしさ ―あの特異な研究のかげに ―」

●　86. 斎藤　公子　（さくら・さくらんぼ保育研究所長）「三木成夫先生をしのんで」

●　87. 坂詰　喜三郎　（団体役員）　「三木先生との思いで」

●　88. 櫻井　洽　（株式会社　新星苑　常務取締役）　「三木成夫先生の想い出」

●　89. 高橋　義人　（独文学・思想京都大学）　「最後の自然哲学者 ―今は亡き三木成夫先生を偲んで ―」

●　90. 塚本　庸夫　（うぶすな書院）　「鳥か花か、それとも人か」

●　91. 中山　英子　（看護学書編集者・看護婦）　「三木成夫先生を偲んで」

●　92. 三輪　正弘　（武蔵野美術大学教授・三輪環境計画代表）　「三木さんから与えられたもの」

親族

●　93. 井上　博也　（従兄弟）　「成夫水難」

●　94. 国友　正　「三木成夫さんの想い出」

●　95. 国友　房子　「三木成夫の想い出」

●　96. 竹谷　俊雄　「気恥ずかしく嬉しい一枚の写真」

●　97. 三木　照也　「少年の日のおもいで」

●　98. 三木　さやか（アップロード予定なし）　「亡き父親への偏執」

●　99. 三木　成能（アップロード予定なし）　「僕のお父さん」

●　100. 三木　桃子（アップロード予定なし）　「帰らざる日々」

あとがき

　三木成夫君が急逝されて早くも三周忌を迎えます。かねて各方面から追悼文集を是非、との声が寄せられておりましたので、この機会に私ども相計らい、なるべく様々な角度から故人を知る方々にご執筆を依頼いたしましたところ、幸い多数のご参加が得られ、本書を刊行する運びとなりました。短期間にもかかわらず、ご多忙のなかご寄稿下さった方々のお陰と厚くお礼を申しあげます。三木君の人生航路は多少曲折を経ただけに、囲繞する人脈も多岐にわたる模様です。その個々の出会いに触発され、彼の内面は開かれていったことが偲ばれます。他にも寄稿を仰ぐべき数々のお名前が洩れているのを心残りに思いますが、紙面また時間の制約上、お恕しを乞わなければなりません。

　この文集を繙くにつけ、三木成夫という個性あざやかな人間像が立体的に追体験され、お互いの脳裡に生きつづけることを念願といたします。

　おわりに、編集・制作にわたる労を引き受けて下さった、塚本庸夫氏ならびに増田　昭氏に謝意を表します。

　一九八九年　七月　　　　　　　　　　　浅見一羊　記